DMMの蓄電池はどこの製品?特徴や価格相場、評判と2026年の補助金を解説
「DMMの蓄電池」は、合同会社DMM.comのエナジー事業部が「DMM.make smart」のブランド名で販売している家庭用蓄電池です。
よく知られた社名である一方、「どこのメーカーが作っているのか」「価格はいくらなのか」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、DMMの公式カタログなどの一次情報をもとに、製造元、製品ラインナップ、特徴、価格、評判、2026年10月時点の補助金までを中立的な立場で整理します。
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目次
DMMの蓄電池とはどんな製品か

まずは、DMMの蓄電池を販売している事業者と製造元、現在の販売状況を確認しておきましょう。
DMMグループのエネルギー事業
DMMの蓄電池を販売しているのは、合同会社DMM.com(公式カタログ記載の設立日は1999年11月17日)のエナジー事業部です。
同社は2016年12月に住宅用太陽光発電システムの提供開始を、2017年5月22日に住宅用蓄電池「DMM.make smart」の販売開始を発表しました。
現在は「DMM エナジー」の名称で事業を展開しており、2026年8月7日にはテスラの家庭用蓄電池「Powerwall 3」の取扱い開始も発表しています。
DMMの蓄電池の製造元
DMMの公式カタログには、蓄電池の製造元は記載されていません。社名の記載は合同会社DMM.comのみで、DMMは製造元を公表していないのが現状です。
ただし、公開されている型番や仕様を照らし合わせると、ハイブリッド型の構成機器はファーウェイの日本向け製品と一致する点が多く見られます。
たとえば、蓄電池ユニット「5-NHE0-DM」「7-NHE1-DM」は、ファーウェイの「LUNA2000-5-NHE0」「LUNA2000-7-NHE1」と、型番の「5-NHE0」「7-NHE1」の部分が共通しています。
容量や床置き時の質量などの数値もそろっています(参考:ファーウェイ LUNA2000-7/14/21-NHS1の仕様)。
パワーコンディショナ「4.95-LB0-DM」も、ファーウェイの「SUN2000-4.95K-LB0-NH」と寸法、重量、変換効率などが一致します。
こうした一致から、ファーウェイ製品がベースだと説明する販売店や比較サイトもあります。ただし、これは公開資料の照合による推定で、DMMが「ファーウェイ製」「OEM」と明言した資料は確認できませんでした。
ハイブリッド型は最新カタログにも掲載されている
DMMのハイブリッド型蓄電池は、2025年9月発行のカタログに5kWhシリーズが、2025年8月発行と9月発行のカタログに7kWhシリーズが掲載されています。
公式サイトのトップページでも5kWhと7kWhの容量が紹介されており、今回調べた範囲では、ハイブリッド型の販売終了の告知は見つかりませんでした。
一方、9.8kWhの単機能型は2025年9月発行のソーラーシステムカタログに掲載がなく、現在も販売されているかは公式には確認できません。
DMMの蓄電池の製品ラインナップ

現行カタログに掲載されているDMMブランドの家庭用蓄電池は、ハイブリッド型の2シリーズで、それぞれ3つの容量があります。ここでは旧モデルの9.8kWh機もあわせて紹介します。
ハイブリッド型の5kWhシリーズ
5kWhシリーズは、型式「4.95-5N-DM」「4.95-10N-DM」「4.95-15N-DM」の3機種です。蓄電池ユニット「5-NHE0-DM」を1〜3台組み合わせる構成になっています。
容量はDC実効容量で5/10/15kWh、定格容量で5.12/10.24/15.36kWhです。電池にはリン酸鉄リチウムイオン電池が使われています。
蓄電池の入出力は容量に応じて1.5/3/4.5kWで、質量は地面設置ベース込みで63.8/113.8/163.8kgです。奥行は150mmで、防水・防塵性能はIP65、運転音は29dB以下とされています。
2025年9月発行のカタログでは、15kWhモデルを太陽光で満充電するまでの時間を約3.3時間(条件による)と紹介しています。
ハイブリッド型の7kWhシリーズ
2025年に追加された7kWhシリーズは、型式「4.95-7N-DM」「4.95-14N-DM」「4.95-21N-DM」の3機種です。蓄電池ユニット「7-NHE1-DM」を1〜3台組み合わせます。
容量はDC実効容量で6.9/13.8/20.7kWh、定格容量で7.1/14.3/21.5kWhです。最大構成の20.7kWh(実効容量)は、大容量を求める家庭の選択肢になります。
蓄電池の入出力は3.5/7.0/10.5kWと、5kWhシリーズより大きくなっています。質量は地面設置ベース込みで80/148/216kgです。
パワーコンディショナは5kWhシリーズと共通の「4.95-LB0-DM」で、組み合わせるDC-DCコンバータは「10KW-NHC1-DM」に変わります(2025年8月発行のカタログ)。
旧モデルの単機能型9.8kWh蓄電池
2022年12月発行のDMMのカタログには、単機能型の9.8kWh蓄電池「MS3098-DM/Y」が掲載されていました。DMMは2017年に、9.8kWh・3kVAの蓄電池として販売開始を発表しています。
販売店などでは「フレキシブル型」と表記されることもありますが、この名称はDMMのカタログ本文では確認できませんでした。
定格容量は9.8kWh、実効容量は8.8kWhで、出力は系統連系時・自立運転時ともに3kVAです。期待寿命は6,000サイクルとされ、ハイブリッド型とは仕様が大きく異なります。
カタログに記載された希望小売価格は363万円(税込・工事費別)でした。最新カタログには掲載がないため、提案を受けた場合は供給や保証の条件を販売店に確認しましょう。
関連ページ:蓄電池のパワコンとは?単機能型とハイブリッド型の違いをわかりやすく解説
DMMの蓄電池の特徴

ここからは、現行のハイブリッド型を中心に、公式カタログに記載されている主な特徴を見ていきます。
暮らしに合わせて容量を増設できる
ハイブリッド型は、蓄電池ユニットを後から追加して容量を増やせます。5kWhシリーズは5kWh単位、7kWhシリーズは7kWh単位での増設が可能とされています。
カタログには「増設のタイミングに縛りがなく」との記載があります。また、ユニットごとに独立して制御する仕組みのため、劣化したユニットの影響を受けにくいと説明されています。
カタログ掲載の最大構成は、5kWhシリーズが15kWh、7kWhシリーズが20.7kWh(いずれも実効容量)です。上限容量は公式カタログで確認できなかったため、増設の計画は販売店に確認しましょう。
目的に合わせて選べる運転モード
DMMのハイブリッド型には「えらべる運転モード」として、グリーンモード、TOUモード、AIモードの3つが用意されています。
グリーンモードは、太陽光で発電した電気を家で使い、余った電気を充電するモードです。このモードでは系統電力からは充電できません。
TOUモードは、充放電の時間帯などを生活に合わせて設定できるモードです。
AIモード(EMMA)は、24時間先までの発電量と消費電力を5分単位で予測し、契約中の電気料金プランに合わせて充放電を最適化するとされています。
カタログでは「5〜8%メリット向上」とうたっていますが、何を基準にした数値かは示されていません。あくまでメーカーの主張であり、実際の効果は家庭の条件によって変わります。
12,000サイクルの長寿命設計
ハイブリッド型の蓄電池は、カタログで12,000サイクルの長寿命とされています。
ただし、カタログには「試験条件下の実測値であり、保証値ではありません」との注記があり、実際の寿命は使い方や設置環境によって変わります。
なお、この数値はハイブリッド型のもので、旧モデルの9.8kWh機は6,000サイクルとされています。
停電時に電気を使える範囲
ハイブリッド型は、停電時に家全体へ電気を送る「全負荷型」と、あらかじめ選んだ部屋だけに送る「特定負荷型」から選べます。
全負荷型は200Vの機器にも対応します。特定負荷型は100Vの機器に対応し、使う部屋を限定することで電気の使いすぎを防げるとされています。
自立運転時の出力は4.95kVA(片相2.475kVA)です。2025年9月発行のカタログでは、パワーコンディショナ2台を並列にした場合に自立運転時最大9.9kVAまで出力できると紹介されています。
注意したいのは、無停電電源装置(UPS)ではないため、停電時に瞬断なく切り替わる機能はない点です。
製品保証と自然災害補償
2025年版のカタログでは、製品保証は10年で、有償で15年・20年に延長できるとされています。蓄電容量が規定の数値を下回った場合に代替品と交換する、容量の保証もあります。
引渡日から10年間の自然災害補償もあります。公式Webページには「自然災害補償10年(有償)」とあります。ただし、このページのパワコン仕様は現行カタログと異なり、以前の構成の紹介とみられます。
一方、カタログには有償・無償の記載がなく、無償とする比較サイトもあるため、費用と条件は販売店へ確認しましょう。
DMMの蓄電池を選ぶメリット

公式資料から読み取れるメリットとして、段階的に導入しやすい点と、発電や蓄電の状況を手元で確認できる点が挙げられます。
予算に合わせて段階的に導入しやすい
ハイブリッド型は増設のタイミングに縛りがないとされているため、最初は小さな容量で導入し、電気の使い方が変わった段階で容量を足す考え方ができます。
初期費用を抑えたい家庭にとっては、最初から大容量を購入しなくてもよい点がメリットになります。
ただし、増設にも機器代と工事費がかかります。総額の見通しは、導入時に販売店と確認しておくと安心です。
スマホアプリで発電と蓄電の状況を確認できる
DMMのハイブリッド型は、スマートフォンなどで発電や蓄電の状況をモニタリングできます。カタログでは「お手持ちのスマートフォンや専用モニターで確認できます」と案内されています。
8インチの専用モニター「SolarPower-4.95-MT04」はオプション扱いです。アプリやモニターで状況を確認するにはインターネット接続が必要なため、自宅の通信環境を事前に確かめておきましょう。
DMMの蓄電池のデメリットと注意点

メリットがある一方で、DMMの蓄電池には導入前に知っておきたい注意点もあります。
DMMブランドの蓄電池は選択肢が少ない
現行カタログに掲載されているDMMブランドの家庭用蓄電池は、ハイブリッド型の5kWhシリーズと7kWhシリーズの2シリーズ・各3容量です。
なお、DMMエナジーとしては2026年8月にテスラの「Powerwall 3」の取扱いを発表しており、自社ブランド以外の蓄電池も扱っています。
カタログ価格と実際の見積額に差がある
DMMの蓄電池は「希望小売価格が非公開」と紹介されることがありますが、実際には公式カタログにメーカー希望小売価格(税込)が掲載されています。
たとえば5kWhモデルの希望小売価格は286万円(税込)です。一方、公式Webページには価格の記載がありません。
比較サイトが紹介する価格の目安はカタログ価格を下回るものが多く、実際の価格は販売店の見積もりで確認する必要があります。
認定を受けた施工店での工事が前提になる
DMMのカタログには、保証の適用にはDMM.comが認定・登録している施工店かつ施工者による施工が必須と記載されています。
認定・登録のない業者が工事をすると保証を受けられないおそれがあるため、依頼先が該当するかを契約前に確認しましょう。
また、お買い求めの販売店や引き渡し日の記載がない保証書は無効とされているため、受け取った保証書の記載内容も確認が必要です。
DMMの蓄電池の価格相場

DMMの蓄電池の価格は、カタログのメーカー希望小売価格と、販売店が提示する実際の価格を分けて考える必要があります。
容量別に見た価格の目安
2025年版の公式カタログに掲載されているメーカー希望小売価格(税込)は次のとおりです。工事費が含まれるかどうかは、カタログに明記されていません。
5kWhシリーズは、5kWhが286万円、10kWhが462万円、15kWhが638万円です。
7kWhシリーズは、6.9kWhが473万円、13.8kWhが759万円、20.7kWhが979万円です。
一方、比較サイトが紹介する価格の目安はサイトによって大きく異なります。たとえば10kWhを約340万〜360万円、5kWhを約280万〜290万円(いずれも工事費込みの目安)とするサイトがあります。
5kWhを183万円とするサイトや、5kWhシリーズを約100万〜250万円とするサイトもあり、工事費を含むかどうかの説明もサイトによって異なります。
比較サイトの数値は参考にとどめ、複数の販売店で見積もりを取って判断しましょう。
関連ページ:家庭用蓄電池はいくら?2026年の価格相場・容量別費用・内訳・補助金活用後の実質負担を徹底解説
見積もりで確認したい費用の内訳
DMMの公式資料には工事費込みの価格や工事費の内訳が記載されていないため、見積もりは総額だけでなく内訳を確認しましょう。
まず確認したいのは機器代です。ハイブリッド型は、蓄電池ユニット、パワーコンディショナ、DC-DCコンバータで構成され、CTセット「SmartPS2000-100-A」は別売で必須とされています。
オプションの専用モニターや、自動切替盤などの周辺機器が含まれているかも見ておきましょう。
設置工事や電気工事、申請代行などの費用が「一式」とまとめられている場合は、内容を説明してもらいましょう。
さらに、有償の延長保証や自然災害補償の費用が含まれているか、補助金を差し引く前と後のどちらの金額かも確認しておきましょう。
DMMの蓄電池の評判と口コミ

DMMの蓄電池の評判は、比較サイトなどに掲載された少数の口コミが中心で、件数や評点などの統計はありません。ここでは、よく挙げられている評価のポイントを紹介します。
良い評判として多い声
良い点としてよく挙げられるのは、5kWh(または7kWh)単位で後から容量を増やせることです。
また、家全体に電気を送れる全負荷型に対応していることや、スマートフォンで発電や蓄電の状況を確認できることも挙げられています。
10年の製品保証と自然災害補償が用意されていることや、DMMという社名の知名度による安心感を評価する声も紹介されています。
導入前に気にされている声
一方、気にされている点としては、DMMブランドの選択肢が少ないことや、販売店によって価格が大きく違うことが挙げられています。
訪問販売を通じた提案が多く価格が高くなりがちだという指摘や、事業から撤退しないかという不安の声を紹介するサイトもあります。
そのほか、補助金がないと費用の回収が難しいという声や、スマートフォンやパソコンに不慣れだと操作が難しいという指摘も見られます。いずれも個人の意見であり、すべての家庭に当てはまるわけではありません。
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DMMの蓄電池を購入する方法

DMMの蓄電池は、販売店を通じて購入し、設置工事まで依頼する形が基本です。
DMMの蓄電池は販売店を通じて購入する
DMMのカタログには「販売店」の記入欄があり、設置工事は販売店に依頼するよう案内されています。公式資料には、DMM.comが個人に直接販売することを示す記載は見当たりません。
緊急停止や故障の際の連絡先、将来の廃棄の相談先も販売店・施工店とされています。そのため、長く付き合える販売店を選ぶことが大切です。
販売店を比べる際は、認定・登録施工店かどうかに加え、施工実績やアフター対応も確認するとよいでしょう。
訪問販売で提案されたときの確認ポイント
家庭用蓄電池の勧誘をめぐっては、国民生活センターが2021年6月に注意を呼びかけています。蓄電池に関する相談は2020年度に1,314件寄せられました。
2016年度以降の相談を販売方法別に見ると、訪問販売が最も多かったとされています。これはDMMの蓄電池に限らず、家庭用蓄電池全般に関する注意喚起です。
紹介されている事例には、「市から委託された」と言ったり、電力会社の関連会社を名乗ったりして勧誘するものや、「この価格は今日限り」などと言って契約を急がせるものがあります。
提案を受けたら、その場で契約せず、型番、価格の内訳、保証の条件を書面で受け取り、複数社の見積もりと比べることが大切です。
訪問販売で契約した場合は、条件を満たせば8日間のクーリング・オフができます。困ったときは、消費者ホットライン「188」に相談しましょう。
DMMの蓄電池の導入に使える補助金

ここでは、2026年10月時点の国と関東各都県の補助金をまとめます。予算に達し次第終了することが多いため、最新情報は各公式ページで確認してください。
なお、DMMの蓄電池が各制度の対象機器かは確認できなかったため、型番が対象かを販売店に確認しましょう。
国のDR補助金は2026年5月に受付終了
国の令和7年度補正「DR家庭用蓄電池事業」は、2026年5月29日に交付申請額の合計が予算に達したため、公募が終了しました。
SIIの公式ページでは公募を再開する予定はないとしており、次年度の家庭用蓄電池の補助内容も確認できていません。
東京都の蓄電池補助金
東京都の家庭における蓄電池導入促進事業(令和8年度)は2026年10月時点で受付中で、助成額は蓄電容量1kWhあたり10万円です。
助成対象経費(税抜)が上限で、DR実証に参加しない場合は1戸あたり上限120万円です。
注意したいのは、2026年10月1日以降に事前申込をする場合、対象機器が令和8年度のSII(ZEH事業)で登録された機器に限られる点です(4月1日〜6月30日に契約締結などをした事業は除く)。
このSIIの登録では、サイバーセキュリティ対策の適合ラベル「JC-STAR」の★1以上の取得が必須要件です。DMMの蓄電池が登録されているかは確認できなかったため、販売店に型番で確認しましょう。
関連ページ:東京都の蓄電池補助金を徹底解説!金額・条件・申請方法まとめ【令和8年度】
千葉県は市町村ごとの補助金を確認
千葉県は、蓄電池などに補助する市町村へ補助金を交付する仕組みで、県民の申請窓口は各市町村です。県から設置者へ直接交付することはありません。
たとえば千葉市では、定置用リチウムイオン蓄電システムに7万円を補助しています(令和8年度。令和9年1月29日必着、予算がなくなり次第終了)。
埼玉県の蓄電池補助金
埼玉県の補助金(令和8年度)では、蓄電池に1件あたり10万円が補助されます。対象は県内の自ら居住する既存住宅への設置です。
太陽光発電が設置されていること(同時設置も可)や、県の「あんしん事業者」と契約することが条件です。受付期限は令和9年1月29日で、2026年10月16日時点で終了の告知は見当たりません。
神奈川県の蓄電池補助金
神奈川県の個人向け住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金は、第2期が2026年9月7日に予算額に達して締め切られ、受付を終了しています。
県の「初期費用ゼロ促進事業」は0円ソーラー事業者向けで、個人は申請できません。市町村の独自補助は、お住まいの自治体で確認しましょう。
茨城県は市町村ごとの補助金を確認
茨城県の令和6年度の資料では、県は家庭用蓄電池の導入補助を行う市町村に補助する仕組みです。個人の申請先は、お住まいの市町村になります。
たとえばつくば市では蓄電池に5万円を補助しており、2026年10月7日に受付を再開しています。つくば市はSII登録機器であることなどが条件で、内容は市町村ごとに異なります。
DMMの蓄電池と他メーカーを比べるポイント

蓄電池はメーカーによって容量の表記方法や保証内容が異なります。DMMの蓄電池を他メーカーと比べる際のポイントを紹介します。
容量と停電時の出力で比べる
容量を比べるときは、表記の基準をそろえることが大切です。DMMはカタログで「実効容量」を表記しており、たとえば5kWhモデルの定格容量は5.12kWhです。
他メーカーの数値が定格容量で書かれている場合、同じ基準で比べないと容量を見誤るおそれがあります。
停電時の出力も重要です。DMMのハイブリッド型は自立出力4.95kVAです。他メーカーも、停電時に使える出力と、全負荷型か特定負荷型かを確認して比べましょう。
保証内容とサポート体制で比べる
保証は年数だけでなく、無償の範囲、有償延長の費用、容量保証の基準、自然災害補償の有無と条件を比べましょう。
CTセットや専用モニター、自動切替盤の保証は1年とされるなど、機器ごとに保証期間が異なる点にも注意が必要です。
また、DMMの蓄電池は故障時の連絡先が販売店とされているため、販売店のサポート体制も比較のポイントになります。
DMMの蓄電池が向いている家庭

ここまでの特徴を踏まえると、DMMの蓄電池は次のような家庭で検討しやすいといえます。他メーカーとも比べて判断しましょう。
将来の容量拡張を考えている家庭
子どもの成長などで、将来は電気の使い方が変わりそうな家庭では、後から蓄電池ユニットを増設できるハイブリッド型の仕組みを生かしやすいでしょう。
ただし、増設の上限容量や費用は公式資料に明記されていないため、導入時に販売店へ確認しておきましょう。
停電時も家全体で電気を使いたい家庭
停電時にも普段に近い生活をしたい家庭では、全負荷型を選ぶことで家中の電気を使えます。自立出力は4.95kVAで、200Vの機器にも対応しています。
ただし、瞬断なく切り替わるUPSではないため、停電の瞬間に一度電気が途切れることを前提に考えましょう。
DMMの蓄電池に関するよくある質問

最後に、DMMの蓄電池についてよくある質問をまとめます。
Q1. DMMの蓄電池はどこのメーカーが製造していますか?
DMMは製造元を公表していません。ハイブリッド型は型番や仕様がファーウェイの製品と一致する点が多いものの、公式に製造元を明言した資料は確認できませんでした。
Q2. DMMの蓄電池の寿命はどれくらいですか?
ハイブリッド型は12,000サイクルの長寿命とされていますが、試験条件下の実測値で保証値ではありません。製品保証は10年で、有償で15年・20年に延長できるとされています。
Q3. DMMの蓄電池はどこで購入できますか?
販売店を通じて購入し、設置工事も販売店に依頼します。保証を受けるにはDMM.comの認定・登録施工店による施工が必須とされているため、依頼先が該当するかを確認しましょう。
Q4. DMMの蓄電池は停電時に使えますか?
使えます。ハイブリッド型は全負荷型と特定負荷型から選べ、全負荷型なら家全体で電気を使えます。ただし、瞬断なく切り替わる機能はない点に注意が必要です。
Q5. DMMの蓄電池は補助金の対象になりますか?
補助金は制度ごとに対象機器が決まっており、DMMの蓄電池が対象かどうかは確認できませんでした。
特に東京都では、2026年10月1日以降の事前申込は令和8年度のSII登録機器に限られるため、型番が対象かを販売店に確認しましょう。
まとめ
DMMの蓄電池は、合同会社DMM.comが「DMM.make smart」のブランドで販売する家庭用蓄電池です。現行のハイブリッド型は5kWhと7kWhの2シリーズで、後からの増設や全負荷型への対応が特徴です。
製造元は公表されておらず、カタログ価格と実際の見積額にも差があります。保証の条件や補助金の対象かどうかも含めて、認定・登録施工店に確認しながら検討しましょう。
リコアスはDMMの蓄電池を取り扱っていませんが、千葉・東京・神奈川・埼玉・茨城で、長州産業やニチコンなど7社の蓄電池の設置に対応しています。
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