ファーウェイ蓄電池の特徴と価格は?LUNA2000の保証や補助金も解説
ファーウェイ(HUAWEI)は、住宅用蓄電池「LUNA2000」シリーズを日本でも展開しています。
2026年には従来モデルの販売終了と新世代モデルへの切り替えが公式に案内され、型番や価格の情報が大きく変わりました。
本記事では、2026年10月時点の公式情報をもとに、ラインナップ、特徴、メーカー希望小売価格、保証、補助金を利用するときの注意点を中立的な立場で整理します。
他社製品と比べるときに確認したいポイントもあわせて解説するので、蓄電池選びの参考にしてください。
無料で見積りを比べる
目次
ファーウェイの蓄電池とは

ファーウェイは通信機器で知られる企業ですが、住宅用の太陽光パワコンや蓄電池も手がけています。
まずは日本法人の概要と、住宅用蓄電池LUNA2000シリーズの位置づけを確認しましょう。
日本法人の華為技術日本株式会社
日本での事業は、2005年に設立された華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)が担っています。
同社の公式サイトによると、社員数は1,223人(2025年3月現在)で、そのうち85%が現地採用です。
事業分野としては、ICT、コンシューマー、クラウド、デジタルパワー、スマートカーソリューションなど5つの分野を挙げています。
同社の採用ページでは、本社所在地を東京都千代田区大手町1-5-1(大手町ファーストスクエア ウエストタワー12F)、資本金を4,564百万円としています。
会社情報はファーウェイ・ジャパンの公式サイトで公開されています。
太陽光・蓄電池の公式サイトには製品の問い合わせ窓口があり、アフターサービスは0120-258-367で受け付けています。
住宅用蓄電池を検討するうえでは、日本国内にサポート窓口が置かれている点も確認しておきたいポイントです。
住宅用蓄電池LUNA2000シリーズの位置づけ
ファーウェイの住宅用太陽光・蓄電システムは「FusionSolar」というブランドで展開されています。
メーカーは、2025年末までに住宅用のFusionSolarが170か国以上の420万世帯に電力を供給したと公表しています。
2026年10月時点で公式サイトの住宅用製品一覧に掲載されているのは、ハイブリッドパワコン、オプティマイザ、蓄電池の3製品です。
具体的には、パワコン「SUN2000-4.95K-LB0-NH」、オプティマイザ「SUN2000-600W-PA0」、蓄電池「LUNA2000-7/14/21-NHS1」が並んでいます。
LUNA2000は単体で使う蓄電池ではなく、ファーウェイのハイブリッドパワコンと組み合わせて使うシステムの一部です。
なお、公式資料には太陽光パネルは取り扱っていない旨の記載があり、パネルは他社製品と組み合わせることになります。
ファーウェイ蓄電池LUNA2000のラインナップ

LUNA2000には、現行の新世代モデルと、2026年に販売終了した従来モデルの2系統があります。
略して「NHS1」「NHS0」と呼ばれることもありますが、ここでは公式の型番で整理します。
新世代モデルLUNA2000-7/14/21-NHS1
現在の主力は、LUNA2000-7/14/21-NHS1です。公式サイトでは「LUNA S1」とも表記されています。
蓄電制御ユニット「LUNA2000-10KW-NHC1」1台に、6.9kWhの蓄電モジュール「LUNA2000-7-NHE1」を1〜3台組み合わせる構成です。
公式仕様では、蓄電池システムの定格容量が7.1kWh、14.3kWh、21.5kWhで、実際に使える実効容量は6.9kWh、13.8kWh、20.7kWhとされています。
電池の種類はリン酸鉄リチウム(LiFePO4)で、冷却は自然対流方式です。
寸法(幅×奥行き×高さ)は、モジュール1台の構成で590×255×560mmで、2台では高さ920mm、3台では高さ1,280mmになります。
重量は床置き台を含めて80kg、148kg、216kgです。モジュール1台が68kg、制御ユニットが10kgとされています。
公式のお知らせでは、容量違いの「LUNA2000-5/10/15-NHS1」が2026年内の発売開始に向けて準備中とされています。
仕様ページには、S-JET認証やJET系統連系認証を取得していることも記載されています。
一方、LUNA2000-7/14/21-NHS1の日本での発売日は公式資料で確認できなかったため、本記事では記載を控えます。
販売終了した従来モデルLUNA2000-5/10/15-NHS0
従来モデルのLUNA2000-5/10/15-NHS0は、公式のお知らせで販売終了が案内されています。
最終受注予定日は2026年8月末日、最終納品予定日は2026年11月末日となっております。
使用可能容量は5kWh、10kWh、15kWhの3種類で、DC/DCコンバータに5kWhの電池モジュールを1〜3台組み合わせる構成でした。
定格入出力は1.5kW、3kW、4.5kWで、最大2台の並列(最大30kWh)に対応していました。
すでにNHS0を使っている家庭向けには、保証期間内のアフターサービスを日本国内のサービスセンターで引き続き提供すると公式に案内されています。
ただし、NHS0とNHS1の電池は組み合わせられません。NHS0の増設用モジュールの今後の供給は公式に記載がないため、販売店に確認しましょう。
組み合わせるハイブリッドパワコン
LUNA2000-7/14/21-NHS1と組み合わせるパワコンは、ハイブリッドパワコンのSUN2000-4.95K-LB0-NHです。
太陽光と蓄電池の両方を1台で制御するタイプで、定格出力は4.95kW、変換効率は97.1%、3回路(3MPPT)の入力に対応しています。
公式のお知らせによると、受注開始は2024年9月、出荷開始は2025年1月です。
前機種のSUN2000-4.95KTL-JPL1は、2025年8月末で受注を終了しています。
前機種では停電時の自立運転(単相3線)にトランスが必要でしたが、SUN2000-4.95K-LB0-NHはトランスを内蔵しています。
V2H接続用のポートも備えていますが、公式の仕様表では、V2Hは開発中の製品で、対応車種や機能は発売時に案内するとされています。
関連ページ:蓄電池のパワコンとは?単機能型とハイブリッド型の違いをわかりやすく解説
ファーウェイ蓄電池の特徴とメリット

LUNA2000には、容量の増設、全負荷型の停電対策、安全機能、屋外設置への対応など、公式資料で示されている特徴がいくつかあります。
ここではそれぞれの特徴を、利用時の条件とあわせて紹介します。
容量を後から増設できるモジュール構造
LUNA2000は、電池パックを積み重ねるモジュール構造で、公式データシートでは電池パックのみでの増設に対応するとされています。
LUNA2000-7/14/21-NHS1なら、まず6.9kWhで導入し、必要に応じてモジュールを足して最大3台まで増やす使い方が考えられます。
公式資料では、最大2系統の並列運転が可能とされています。
注意したいのは、旧モデルのS0電池と新モデルのS1電池は組み合わせられない点です。増設するときは、同じ系統のモジュールが入手できるかを確認しましょう。
停電時も家全体に給電できる全負荷対応
SUN2000-4.95K-LB0-NHは、停電時に家全体へ給電する全負荷型のバックアップに標準で対応しています。200Vの機器にも対応しています。
ただし、全負荷で使うには「全負荷自動電源切替盤」が別途必要です。
公式資料では、日東工業、テンパール工業、河村電器産業、WINコーポレーションなどの切替盤が推奨品として挙げられています。特定負荷型の構成も記載されています。
停電に備えて残しておく蓄電池の残量は、1%単位で設定できます。
停電時の自立出力は4.95kVA(片相2.475kVA)が上限で、自立運転への切り替えは5秒以内とされています。
切り替えの間は電気が一時的に途切れるため、使いたい家電の消費電力と出力上限を事前に確認しておきましょう。
消火モジュールとアーク検知による安全対策
LUNA2000-7/14/21-NHS1には、緊急消火モジュールと圧力開放弁が搭載されています。
公式の製品ページでは、火災の発生から15秒で検知と消火を行う仕組みと説明されています。従来モデルのNHS0にも消火モジュールが搭載されていました。
アーク検知(AFCI)は、蓄電池ではなくパワコン側の機能です。公式資料では、0.5秒以内に直流のアークを遮断するとされています。
LUNA2000-7/14/21-NHS1は、蓄電池の安全規格であるJIS C 8715-2:2019やJIS C 4412-2:2019への適合も仕様に記載されています。
また、メーカーは2026年7月に、第三者認証機関TÜV RheinlandのSマークで最高ランク「Prime(Level 3)」を取得したと発表しています。
屋外設置に強い防水性能と静音設計
LUNA2000-7/14/21-NHS1は、防水防塵性能がIP66で、屋外と屋内のどちらにも設置できます。
動作温度は-20〜+55℃、運転音はメーカーのラボ値で29dB未満です。従来モデルのNHS0はIP65、29dB未満でした。
なお、沿岸から500m以内の屋外に設置した場合は、延長保証の対象外になると公式に記載されています。
FusionSolarアプリによる見える化
発電量や蓄電池の残量、充放電、消費電力、売電と買電の状況は、FusionSolarアプリのホーム画面で確認できます。
数値の更新は通常5分間隔です。製品ページでは、動作モードとしてTOU、最大自己消費、完全逆潮流が挙げられています。
通信にはEthernetケーブル(Cat.5e以上)を使い、ECHONET Liteにも対応しています。
ファーウェイ蓄電池の価格相場

ファーウェイは、公式データシートでメーカー希望小売価格を公表しています。
ここでは希望小売価格と工事費込みの費用、見積もりで確認したいポイントを分けて解説します。
メーカー希望小売価格の目安
2026年5月版の公式データシートでは、パワコンSUN2000-4.95K-LB0-NHを含むパッケージとして、次のメーカー希望小売価格(税別)が示されています。
現行のLUNA2000-7/14/21-NHS1を使う構成は、6.9kWhモジュール1台で280万円、2台で490万円、3台で735万円です。
販売終了したLUNA2000-5/10/15-NHS0を使う構成は、5kWhで198万円、10kWhで374万円、15kWhで550万円でした。
いずれも工事費が含まれるかの記載はありません。全負荷切替盤やモニターなどのオプションもパッケージに含まれていません。
なお、ネット上で見かける「5kWhで180万円」といった価格は、2021年3月の公式カタログ時代の希望小売価格です。現在の公式価格とは異なるので注意しましょう。
工事費込みの導入費用
工事費込みの導入費用は、メーカーから公表されていません。実際の支払額は販売店ごとに大きく異なります。
販売店の公表例には、蓄電池一般の設置工事費を平均約30〜50万円とするものもありますが、算定の前提は店ごとに異なります。
太陽光と同時に設置するのか、既設の太陽光に後付けするのか、全負荷にするのかによっても費用は変わります。複数の販売店から見積もりを取って比べるのが現実的です。
関連ページ:家庭用蓄電池はいくら?2026年の価格相場・容量別費用・内訳・補助金活用後の実質負担を徹底解説
見積もりで確認したいポイント
見積書では、まずパッケージの型番と蓄電モジュールの台数を確認しましょう。販売終了したNHS0の在庫品かどうかも確認ポイントです。
全負荷切替盤やモニター、電流センサー(CT)、オプティマイザ、工事費が含まれているか、延長保証の料金がいくらかも確認が必要です。延長保証の料金は公式に公表されていません。
ファーウェイ蓄電池の保証とサポート体制

蓄電池は10年以上使う設備なので、保証の内容と故障時の対応は導入前に把握しておきたいところです。
ここでは公式資料に記載されている保証の範囲と、購入時の窓口について整理します。
基本10年保証と有償の延長保証
LUNA2000の保証は、NHS0とNHS1のどちらも基本保証10年、有償の延長保証で最長15年と公式に案内されています。
公式の住宅用ソリューションページでは、延長保証は5年間の有償オプションと説明されています。
公式データシートには、60%の容量保証が含まれると記載されています。残量0%のまま充電されなかったことによる過放電は保証の対象外です。
組み合わせるパワコンSUN2000-4.95K-LB0-NHは、基本10年、最長20年の保証とされています。
故障時はセンドバック方式の代替品で対応
ファーウェイの保証は、センドバック方式で代替品を提供する仕組みです。
公式データシートでは、申請受付後2営業日以内に交換用の代替品を届けるとされています。長期保証は部品交換ではなく、機器ごとの交換です。
注意したいのは、交換工事費は保証に含まれず、利用者の負担になる点です。
また、グローバルの保証規定には、交換部品がすべて新品であることは保証しない旨が記載されています。
交換工事費を販売店の保証でカバーできるかなど、販売店独自の保証内容もあわせて確認しましょう。
購入は販売代理店と施工店経由
公式サイトでは、購入について代理店に問い合わせるよう案内しています。
公式のパートナーページには販売パートナーの区分が示されていますが、具体的な社名は掲載されていません。
公式の問い合わせフォームには「個人のお客様」の区分があり、営業担当者が48時間以内に折り返すと案内されています。
ただし、消費者がメーカーから直接購入できるかは、公式に記載がなく確認できませんでした。
製品のアフターサービスについては、公式のサポートページに窓口が掲載されています。
故障時の連絡先や対応の流れは、契約前に販売店へ確認しておくと安心です。
ファーウェイ蓄電池を選ぶ前の注意点

LUNA2000を検討するときは、システム構成や設置場所に関するいくつかの注意点があります。
導入後に「想定と違った」とならないよう、事前に確認しておきたい点を紹介します。
ハイブリッド型のみのラインナップ
公式の住宅用製品ページを見る限り、ファーウェイの住宅用蓄電システムはハイブリッド型のみです。
組み合わせるパワコンとして掲載されているのは、ハイブリッドパワコンSUN2000-4.95K-LB0-NHだけです。
既存のパワコンをそのまま使い、蓄電池を後から追加する単機能型の住宅用蓄電池は、公式の住宅用ページに掲載されていません。
そのため、太陽光発電と蓄電池をファーウェイのパワコンでまとめて制御する構成が前提になります。
既設パワコンとの接続可否
既設の太陽光発電に後付けする場合、公式に組み合わせが示されているのはファーウェイ製のパワコンだけです。
他社製の既設パワコンとの接続について公式資料に記載はなく、接続できるかは確認できませんでした。
既設パネルの回路構成がパワコンの入力条件(最大入力電圧DC450Vなど)に合うかも含めて、販売店に現地調査を依頼しましょう。
純正モニターはなくアプリ操作が基本
公式ラインナップにファーウェイ純正の室内モニターは見当たらず、スマートフォンのアプリで確認するのが基本です。
ただし、公式データシートの他メーカー推奨品リストには、アディンクスの壁掛けモニター「SolarPower-4.95-MT」が掲載されています。
スマートフォンの操作に不安がある場合は、モニターの追加を販売店に相談するとよいでしょう。
屋内設置では消防法の確認が必要
LUNA2000-7/14/21-NHS1は屋内にも設置できますが、公式仕様では寝室やリビング、キッチンなどの生活空間から離れた場所であることが条件とされています。
消防庁の通知(火災予防条例の例の改正)では、蓄電池容量20kWh以下の蓄電池設備は届出を要しないこととされました。
東京都では、2024年1月1日施行の火災予防条例の改正により、届出の対象が20kWhを超える蓄電池設備とされました。
定格21.5kWhの21kWhモデルや2系統の並列構成は20kWhを超えるため、届出の要否と容量の数え方を所轄の消防署に確認しましょう。
無料で見積りを比べる
ファーウェイ蓄電池のSII登録と補助金の関係

蓄電池の補助金では、対象機器かどうかが受給の前提になります。
特に2026年度は機器の登録要件が変わったため、ファーウェイ製品を検討する場合は登録状況の確認が欠かせません。
補助金の多くはSII登録機器が条件
国や自治体の蓄電池補助金では、SII(環境共創イニシアチブ)に登録された機器であることを条件とするものが多くあります。
2026年5月に公募を終了した国のDR補助金(令和7年度補正)も、SIIに事前登録された機器が対象でした。
東京都の蓄電池補助金は、2026年10月1日以降の事前申込から、令和8年度のZEH関連事業でSIIが登録した機器に対象が限られています。
なお、令和8年度のSIIの蓄電システム登録(ZEH関連事業)では、蓄電池部の蓄電容量が20kWh以下であることも要件とされています。
ファーウェイ蓄電池のSII登録状況
本記事の作成時点(2026年10月)では、ファーウェイ製品の令和8年度SII登録の有無を確認できませんでした。
メーカーのデータシートには、ZEH(環境省)の蓄電システム製品登録や自治体補助金の対象としての登録に関する記載があります。ただし、登録の年度や型番は書かれていません。
最新の登録状況は、SIIの蓄電システム登録済製品一覧で型番を検索して確認できます。
21kWhモデルは定格容量が20kWhを超えるため、登録の対象になるかも含めて、補助金を前提にする場合は契約前に販売店へ確認しましょう。
JC-STAR適合ラベルの確認
JC-STARは、IoT製品のセキュリティ対策を評価してラベルを付けるIPAの制度で、2025年3月25日に運用が始まりました。
最も基本的な「★1」は、最低限のセキュリティ要件を満たすことをメーカーが自ら宣言するものです。上位の★3と★4は第三者が評価します。
SIIの令和8年度の蓄電システム登録では、BMSやPCSなどの主要な制御機器に★1以上の取得が必須になりました。
そのため、2026年10月1日以降に東京都の補助金へ事前申込をする場合は令和8年度のSII登録機種であることが必要で、その登録には主要な制御機器のJC-STAR★1取得が前提になります。
ファーウェイ製品の取得状況は本記事では確認できなかったため、IPAの適合ラベル取得製品リストや販売店で確認してください。
また、資源エネルギー庁の2026年7月の資料では、新たに系統に接続するIP通信機能を持つPCSやEMSなどに、★1取得を要件化することとしたと示されています。
同資料では、太陽光発電の低圧(50kW未満)は2027年10月からとされています。既設の設備に蓄電池を増設する場合は、増設する蓄電池に使う対象機器が★1取得製品である必要があります。
適用開始に向けた今後の案内にも注意しましょう。
ファーウェイ蓄電池に使える補助金

ここでは2026年10月時点の国と関東1都4県の蓄電池補助金を紹介します。
いずれも予算に達し次第終了する制度が多く、ファーウェイ製品が対象機器に当たるかは制度ごとに異なります。最新情報は各公式ページで確認してください。
国の蓄電池補助金の現状
国の家庭用蓄電システム導入支援事業(令和7年度補正)は、2026年5月29日に予算に達して公募を終了しました。
SIIは公募の再開を予定していないとしています。2026年10月時点で、家庭用蓄電池を対象とした国の新しい公募は出ていません。
経済産業省の令和9年度概算要求には、分散型エネルギーリソースの導入支援に関する事業名が掲載されています。ただし概算要求の段階で、詳細は決まっていません。
なお、ファーウェイのデータシートには、SIIの補助金を受けた場合は法定耐用年数の6年間が処分制限期間になる旨も記載されています。
東京都の蓄電池補助金
東京都の家庭における蓄電池導入促進事業は受付中で、助成額は蓄電容量1kWhあたり10万円です。
DR実証に参加しない場合の上限は1戸あたり120万円で、助成対象経費(税抜)が上限になります。
DR実証に参加する場合は1台あたり10万円(必要な機器を設置する場合は15万円)が加算されます。
蓄電池ユニットの増設は1kWhあたり6万円(DR実証に参加しない場合の上限72万円)です。
前述のとおり、2026年10月1日以降の事前申込では令和8年度のSII登録機器に限られます。
関連ページ:東京都の蓄電池補助金を徹底解説!金額・条件・申請方法まとめ【令和8年度】
千葉県の蓄電池補助金
千葉県の住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金は、申請窓口が各市町村です。県から設置者に直接交付する仕組みではありません。
対象設備に定置用リチウムイオン蓄電システムが含まれ、実施市町村は千葉県のページで確認できます。
例えば千葉市は蓄電システムに7万円を補助しており、受付中です(令和9年1月29日必着)。
埼玉県の蓄電池補助金
埼玉県の家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金では、蓄電池に1件10万円が補助されます。
対象は県内の自ら居住する既存住宅で、太陽光発電が設置済みであること(同時設置も可)が条件です。「あんしん事業者」との契約も必要です。
工事は交付決定後に着手する必要があり、受付期限は令和9年1月29日です。先着順で、予算額に達した時点で終了します。
2026年10月16日時点で、蓄電池の受付終了の告知は出ていません。
神奈川県の蓄電池補助金
神奈川県の住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金(個人向け)は、2026年9月7日に予算額に達して受付を終了しました。
太陽光7万円/kWと蓄電システム15万円/台の制度で、蓄電システムは令和7年度以降にSIIへ登録された製品であることが要件でした。
県の「初期費用ゼロ促進事業」は0円ソーラーの事業者向けの補助で、個人は申請できません。市町村の独自補助は、お住まいの自治体で確認しましょう。
茨城県の蓄電池補助金
茨城県は、県の制度資料によると県が市町村を通じて補助する仕組みで、申請先は市町村です。
例えばつくば市は、SII登録機器であることなどを条件に蓄電池へ5万円を補助しており、2026年10月7日に受付を再開しています。
守谷市は蓄電池に5万円を補助し、追加募集を行っています。笠間市は蓄電システムの設置費の3分の1(上限15万円、12月25日までに実績報告した場合)を補助しています。
笠間市は、予算次第で上限を10万円に下げる場合があると予告しています。
お住まいの市町村で最新の内容を確認しましょう。
ファーウェイ蓄電池と国内メーカー蓄電池の比べ方

ファーウェイ蓄電池が自宅に合うかは、国内メーカーの製品と同じ基準で比べると判断しやすくなります。
ここでは比較するときの視点を4つ紹介します。
ファーウェイ蓄電池が向いている家庭
LUNA2000は、太陽光と蓄電池をハイブリッドパワコンでまとめて導入したい家庭に合いやすい製品です。
全負荷型の停電対策を考えている家庭や、屋外設置を前提とし、アプリでの管理に抵抗がない家庭も検討しやすいでしょう。
容量と増設のしやすさで比べる
LUNA2000-7/14/21-NHS1は、6.9kWh単位でモジュールを増やせる構造です。
他社製品と比べるときは、必要な容量だけでなく、将来の増設に対応しているか、増設時の費用や条件も確認しましょう。
保証とサポート窓口で比べる
ファーウェイは基本10年、有償で最長15年の保証で、交換工事費は利用者負担です。
他社製品の保証年数や、工事費の扱い、故障時の窓口と比べて判断しましょう。
補助金の対象可否で比べる
補助金を使う予定なら、検討中の型番がSII登録機器かを比べる必要があります。
特に東京都では、令和8年度のSII登録機種かどうかで助成の可否が分かれます。
リコアスはファーウェイ製品を取り扱っていませんが、国内メーカーを含む7社の蓄電池を取り扱っています。比較の参考にしてください。
関連ページ:リコアスの蓄電池ラインナップ
ファーウェイ蓄電池のよくある質問

最後に、ファーウェイ蓄電池についてよく寄せられる質問をまとめました。
いずれも2026年10月時点の公式情報をもとに回答しています。
Q1. ファーウェイの蓄電池は日本で購入できますか?
日本でも販売されており、公式サイトは代理店への問い合わせを案内しています。
メーカーからの直接購入の可否は公式に記載がありません。なお、従来モデルのLUNA2000-5/10/15-NHS0は販売終了しています。
Q2. ファーウェイ蓄電池の保証期間は何年ですか?
公式には基本保証10年、有償の延長保証で最長15年と案内されています。
故障時はセンドバック方式の代替品で対応し、交換工事費は利用者の負担です。延長保証の料金は公式に公表されていません。
Q3. 既存の太陽光発電にファーウェイ蓄電池を後付けできますか?
公式に組み合わせが示されているのは、ファーウェイ製ハイブリッドパワコンだけです。
他社製の既設パワコンとの接続は公式に記載がありません。既設パネルとの適合も含めて、販売店の現地調査で確認しましょう。
Q4. ファーウェイ蓄電池は停電時も使えますか?
使えます。全負荷型に対応しており、5秒以内に自立運転へ切り替わります。
ただし全負荷で使うには切替盤が別途必要で、停電時の出力は4.95kVA(片相2.475kVA)が上限です。
Q5. ファーウェイ蓄電池の操作にスマホは必要ですか?
ファーウェイ純正の室内モニターは確認できず、FusionSolarアプリでの確認が基本です。
公式資料では、他メーカーの壁掛けモニターが推奨品として挙げられています。スマホを使わない場合は販売店に相談しましょう。
まとめ
ファーウェイの蓄電池は、現行モデルのLUNA2000-7/14/21-NHS1とハイブリッドパワコンを組み合わせるシステムです。
増設できる構造や全負荷対応、消火モジュールなどの特徴がある一方、交換工事費の負担や補助金の対象可否など、事前に確認したい点もあります。
特に補助金を使う場合は、SII登録の状況を販売店で必ず確認し、国内メーカーの製品とも比べながら検討しましょう。
無料で見積りを比べる